家庭用金庫

家庭用金庫

家庭用金庫でも最速を自負しています

その名の通り、自宅で現金や有価証券、印鑑等貴重品を保管する為の金庫の事です。金庫と言えば防犯対策の一環ではありますが、家庭用金庫の場合、勿論盗難対策も含まれていますが、どちらかと言えば火事や水害等の災害対策の意味合いの方が大きな比率を占めています。 ですので、一般的な家庭で使用する金庫は耐火耐水をまずアピールしているものが多いです。この耐火機能には気泡コンクリートという素材が使われています。水分を含んでいるコンクリートで、有事の際はこの水分が蒸発する事で気化冷却が起こり金庫内部の温度が一定以上に上がらない様にして保管物を守ります。しかし、含まれている水分は無限ではありません。材質によって耐火時間も規定されています。３０分程度から２時間以上と幅広く開発されています。もちろん、耐火時間が長い程性能が良い分値段も上がりますが、発生した建物火災の約半分は３０分以内で鎮火しているといったデータもありそれほど長い耐火機能を備えたものが必ずしも必要という訳ではありません。また、通常使用だけでも経年劣化による水分蒸発が起こりますので、耐久使用年数は２０年程度としているものが多いです。 また、セキュリティ機能についてですが、通常の物理キーとは別にダイヤル、暗証番号等の複合式のものが一般的です。オフィスで使用する様な生体認証機能まで搭載しているものはほぼ見かける事はないですしそこまでの対策の需要はないかと思われます。