ゴミ捨て場

ゴミ捨て場

お客様の環境もお守りします。

知らない人は恐らくいないと思います。
その名の通りゴミを捨てる場所です。
集合住宅であれば敷地内に専用のスペースがありますし、住宅街であれば決まった場所が集積地となり案内のプレートが貼ってあるのを見かけるでしょう。
各自治体によってゴミの種類毎に回収曜日、回収時間が設定されており、さらに分別、回収方法にルールが存在します。
近年何かと騒がれてご近所トラブルとなっている元凶でもあります。
いつの頃からかゴミ収集についてこれほど五月蝿くなったのでしょうか。
1980年代まではゴミ袋といえば黒のポリ製、通称ポリ袋が一般的でした。
可燃、不燃問わずまとめて捨てていました。
しかし、中身が見えない事によって収集作業員がケガする、燃やす際に有害ガスが発生するといった理由と相まって、ちょうどその頃ゴミ問題が深刻になってきたという背景を経て90年代に入り透明、半透明の袋が導入され始め現在に至るまでになりました。
この半透明の袋は基本有料です。
スーパー等で無料でもらえる半透明の袋でも回収している自治体もある様ですが、厳しい規制のところでは袋そのものにも指定があります。
ゴミ袋の有料化は北海道の伊達市が初めて実施し、有料化によりごみ量を30％削減できた事が全国に広がったきっかけです。
また、半透明化により中身が見える事で分別にも厳しくなりました。
最近では行き過ぎた光景も見受けられます。
ゴミ収集日当日、各家庭で分別されて出されたゴミを当番の担当者が集積所で開封しさらに分別するといったプライバシーを問われるような事も実際に起こっている様です。
こうったトラブルを防ぐ為に最近では、集積所ではなく各家庭の戸別毎に収集をしている自治体もあります。
しかし、その反面で収集作業員の負担が大きくなってしまうといった新たな問題も出てきております。
色々な自治体が試行錯誤をしていますが、抜本的にこれといった方法は無い様に思われます。