サッシの鍵

サッシの鍵

引き戸や窓など広くさします

クレセント錠ともいい、窓のアルミサッシの内側についている防犯対策用の戸締り用の金属の器具です。
半月状の部分を回転させて施錠、開錠する事からクレセント（三日月）と言われています。
半月状のものが一般的ですが、レバースライド式のものも流通しています。
始めは窓の密閉の為に作られたものである為、防犯については考えられていませんでした。
その為、クレセント部分の窓ガラスを割られて開錠され盗難被害に遭う危険がありました。
ひと昔前のドラマ、映画でもよく見かけた光景です。
この鍵も勿論経年劣化します。
ゆるくなったり、窓と噛み合わない、施錠したのに勝手に動いて開いてしまった等という事もあるようです。
安価で設置も簡単なので自身でも取り付け交換が可能です。
現在使用しているもののメーカーと品番が分かれば確実ですが、不明であったり廃番されている場合でも代替で対応できます。
その際は3点に注意が必要です。
まず、取り付け部分のネジの大きさと間隔が同じものを探します。
鍵本体部分が取り付け位置から何センチ離れた仕様になっているか確認が必要です。
また、施錠時の固定位置から金具の奥行が何ｃｍなのかも計っておく必要があります。
これらが一致すれば代替品で取り付け可能です。
もともと防犯機能を目的として発明されたものではないので防犯性は低いですが、現在では窓ではなくこのクレセント自体が施錠される仕様のものや、窓枠にさらに鍵が取り付ける事によって防犯性を高められるものも販売されています。