ドアガード

ドアガード

ドアガードのインロックとは

玄関ドアの内側の防犯対策装置です。
内側ドアの左側真ん中あたりに常時使用の鍵があり、その少し上の地面から１４０～１５０ｃｍあたりの位置に取り付けられている事が多いです。
U字型の鋼製が一般的ですが、チェーン式のものもあります。
通常は平行に寝ていて機能しない状態ですが、垂直に立てる事によって引っ掛けとなりドアが１０ｃｍ程度しか開く事が出来なくなります。
これにより見知らぬ第三者の侵入を防いでくれます。
しかし、あくまで２次的なオプションとしての防犯対策であり、これ単体では防犯には効果がありません。
なぜならば、外側からでも輪ゴム、紐１本あれば簡単に引っ掛けを外してしまう事が出来るからです。
また、ワイヤー使用であってもワイヤーカッターで切断出来てしまいます。
在宅中であれば安全であると気のゆるみが生じ、面倒であったり、風通しの為にとドアロックだけで施錠をしていない方もいらっしゃる様ですが、防犯の観点からは非常に危険な状態です。
あくまでも常時使用の鍵の補強程度のオプションとして捉えるべきです。
最近ではこのドアガード自体にも鍵がついているものも流通しています。
鍵付きであれば、万が一常時使用の鍵がピッキング等で破られてしまっても被害を最小限に食い止められる可能性があります。