エルグランド

エルグランドについて

2010年8月に日産自動車から発売された3代目である現行型エルグランドは、日産の最高級ミニバンです。3代目から駆動方式をFRからFFに変更し、燃費性能をアップしました。また、新採用されたミニバン専用のプラットフォームは、「ダイナミック＆ラグジュアリー」をコンセプトにミニバンの今までの走りのイメージを払拭する走りを実現するために開発されました。まさにエルグランドの為に開発されたプラットフォームです。エンジンの搭載位置を極限まで低く設定し、大きく場所を取る燃料タンクを薄型化し床下へ収納。それにより、同クラスの高級ミニバンの中でもトップの低重心化とロー＆ワイドフォルムが完成しました。低重心化により低く地面に張り付くような迫力のある走行スタイルとなり、空力特性が飛躍的に向上し、強風にあおられたり急なカーブでも安定性のある走りを実現しました。パワートレーンは2.5リットル直列4気筒と3.5リットルV字気筒の2種類あり、トランスミッションは駆動方式に関わらずCVTが組み込まれています。低重心化に成功したことにより得たメリットは走りだけではありません。床を低くすることが可能となり、それに伴い乗降口も低く取ることが可能となったため、乗り降りが非常に楽になりました。足が不自由な方やお子様がいるファミリーなどにとってはうれしい点です。また、何と言ってもエルグランドの売りは室内空間の広さとそれに伴う居住性の高さといえるでしょう。低床化により、室内の高さを25mm高くしたことにより、居住性が向上しました。室内高は最大1300mmと車内を移動するのも苦ではありません。もちろん広さだけではなく機能も充実しています。世界初の「クイックコンフォートシートヒーター」により冬場や寒冷地でもスイッチを入れてからすぐにシートが温まり背中から体を温めてくれます。またこちらも世界初の「高濃度プラズマクラスターイオン発生インテリジェントエアコン」をグレードにより搭載しており、車内の嫌な臭いを消臭し、きれいな空気に換えてくれます。ロールサンシェードが2列目、3列目にも装備されているのもうれしい点です。国内のミニバンでも最高クラスの車体の大きさからくる大きな車内空間に様々な機能の数々。日産の最高級ミニバンとしてその名に恥じぬ最高の出来となっており、家族の上質なひと時を過ごすだけではなく、最高級のおもてなし空間としてお客様をお迎えするツールとして重宝するでしょう。