ディンプルキーがピッキングされたらどうする？確認方法や対処法を解説

結論、ディンプルキーをピッキングで開けることは可能です。

住宅に使われているディンプルキーのほとんどがピッキングに対し5分以上の耐久性を持っています。だからといって、必ずピッキングを防げるわけではなく、時間をかければ鍵を開けることは可能です。

ただし、ピッキングでディンプルキーを開けるのは非効率的で捕まる可能性が高いので、好んで使うような侵入犯はほとんどいません。

ちなみに、南京錠や自転車に使われているディンプルキーは、耐ピッキング性能が5分以上ではないので、住宅の鍵に比べてピッキングがしやすいです。

ディンプルキーがピッキングされたかもしれないと思ったら、次のような行動をとってください。

ピッキングされたかどうか確認するために鍵穴を見ます。尖った金属で削ったような跡や新しくできた傷がある場合はピッキングされた可能性が高いです。

そうではなく、薄くて細かい傷がある場合は鍵を挿す時にできた傷なので、ピッキングされた傷ではないと考えられます。

ただし、ピッキングが上手いと鍵穴の中だけしか攻撃しないので、道具や知識がないと確認することが難しいです。

ピッキングは家の中に侵入するために行われます。そのため、ピッキングされたと思ったら空き巣が入ったかどうか確認しましょう。

明らかに家の中を荒らされた痕跡があれば、すぐに110番通報してください。その際、犯人の証拠を残すため、荒らされたものに手を着けないようにします。

空き巣犯と鉢合わせる可能性がある場合は、一旦家の外に出てから警察に連絡をすると安全です。

警察立ち合いのもと、何を盗まれたのかを確認します。

キャッシュカードやクレジットカード、通帳が盗まれた場合はすぐに会社や銀行へ連絡をしましょう。不正利用をされた時の補償を受けるために必要となります。

保険の受取や証明書の再発行などを行わなければいけないので、お金になるものだけでなく重要なものすべてを確認してください。

1度ピッキングに成功すると再度ピッキングで侵入してくる可能性があります。また、鍵穴内部が壊れて動きが悪くなることも多いです。

そのため、ピッキングに強い鍵に交換しましょう。ピッキングを防げるほか、壊れていないスムーズに動く鍵穴を手に入れることができます。

鍵を自分で交換する方法はこちらで確認できますが、難しい場合は業者に依頼しましょう。

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空き巣は同じ家を再度狙う可能性があります。
ピッキングされたからピッキングだけの対策を行うだけでなく、窓やベランダなど様々な場所で防犯対策を行うことが大切です。

そうすることで空き巣に侵入できる隙を与えず、2度目の空き巣被害を回避することができます。

一軒家やマンションなどの防犯対策はこちらから確認できますので、ぜひ参考にしてください。

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ピッキングされたと思ったら、どのような鍵に交換すれば良いのでしょうか？

ピッキングに強い鍵の種類をご紹介します。

ディンプルキーはピッキングされにくいですが、その中でもCPマークが付いているものを選びましょう。CPマークは防犯性に優れた建物部品に与えられる認定です。

これが付いていればピッキングに一定の耐久性を発揮するので、ピッキング対策に適しています。
その他の不正解錠への耐久性は鍵によって異なるので、欲しい耐久性や予算など様々な条件から考えて選びましょう。

鍵穴を塞いでしまえばピッキングされる心配はありません。そこで有効なのがスマートロックです。スマホやICカードで解錠できるので、鍵穴が必要なくなります。

鍵を持ち歩く必要もなくなるので、鍵を紛失する心配もありません。オートロック機能もあるので、鍵の閉め忘れが心配な方にもおすすめです。

なお、サムターンに後付けするタイプのスマートロックだと鍵穴が塞がらないので、ピッキング対策には向いていません。

暗証番号をボタンで入力して解錠するタイプの鍵です。鍵穴が無くても解錠できるので、ピッキングされる心配はありません。

オートロック機能が付いている製品もあるので、無施錠による侵入も防止することができます。
ただ、新たに穴を開けたり、ドアノブを交換したりする場合があるので、賃貸住宅や分譲マンションには向いていません。

最後にピッキングに強いディンプルキーをご紹介します。

どの鍵に交換するべきなのか迷っている方はこちらを参考にしてください。

ロイヤルガーディアンは、世界初のデッドロック機構により、ピッキングを防ぐことができます。他にも、バンピングやカム送り、ドリル破壊といった様々な不正解錠にも強いです。

また、2年間の保証が付いており、シリンダー破損や家財一式の盗難（鍵が原因で盗まれた場合）が発生した場合、メーカーから保証金が支払われます。それくらい防犯性に強い自信を持っている鍵です。

GOAL社のディンプルキーの中でも、トップレベルの防犯性を持つのがGRAND Vです。

鍵違い数は1,000兆2,800億と他の鍵よりも圧倒的に多くなっています。アンチピッキングピンを採用しているので、ピッキングは非常に困難です。

超硬製のガードピンが入っているので、ドリル破壊に対しても耐久性を持っています。ピッキングの道具がさしにくい鍵穴になっているのも耐ピッキングに優れたポイントです。

KABA社の中でも高い防犯性を持つカバスターネオ。鍵違い数は2兆2,000億通りと膨大な数を誇ります。特殊なバネを鍵穴に搭載しているので、ピッキングの難易度が非常に高いです。

超硬ピンも内蔵されているで、耐カギ穴壊し性能が5分以上となっており、ピッキング以外の不正解錠にも強くなっています。

ディンプルキーでもピッキング被害に遭う可能性はゼロではありません。もし、ピッキングされたと思ったら、耐ピッキング性能に優れた鍵に交換しましょう。

空き巣の被害に遭っていなくても、鍵穴内が壊れて使いにくい可能性もあるので、交換して普段通り使える鍵にするのが良いです。

もし、ピッキングでなくても鍵の動きが悪いと思ったら、こちらのメンテナンスを行ってみてください。

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